工藤雅樹 著 ISBN4-8216-0351-9 A5判 151頁 図30点 定価3,000円(税別)
東北古代史を研究する上で,もっとも重要な研究課題の一つに蝦夷の問題がある。その中にあって政府側と蝦夷側との接点に作られた政府側の施設「城柵」をテーマに城柵の成立,役割,性格,終焉と蝦夷の文化,当時の社会情勢などを含めて論説する。