概要

■ 巻頭グラビア
より良いサルコペニア，認知症診療を目指して／杉本 研

■ 特集
－特集に寄せて－
総論　高齢者医療におけるプレシジョンメディシン／秋下 雅弘

１. 高齢者外来診療におけるフレイル・サルコペニアの意義／荒井 秀典
２. 高齢者の包括的医療としての認知症／神﨑 恒一
３. 高齢者の低栄養の問題／葛谷 雅文
４. 高齢者医療における骨粗鬆症と骨折予防／浦野 友彦
５. Unmet needsとしての高齢者multimorbidity診療／新村 健
６. 高齢者の在宅医療／山中 崇

■ Information from Industry
・高齢者に優しい剤形－粒子設計技術を活用した口腔内崩壊錠－／奥田 豊
・高齢者とONS（経口栄養補助）／奈田 利恵
・高齢者薬剤適正化システム「楽くすり」／大川 政利
・これからの認知症予防～ゼロ次からのアプローチ～／河越 眞介
・発酵乳製品による認知症予防と乳由来βラクトリンによる記憶力・集中力の改善／阿野 泰久
・抗酸化剤Twendee Xが高齢者医療に挑む−世界初の認知症予防の実現から見る今後の予防治療−／楊 馥華・田中 翔・マーカス・マチューシカ・グラフェンクラウ・吉川 敏一・岡田 直美・犬房 春彦

■ 研究者の最新動向
・身体的機能および精神的機能に対する新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響～高齢者に着目して～／井澤 和大・平野 康之・石原 広大・尾倉 朝美・森尾 裕志
・在宅医療空白地域の支援に対する地理学的アプローチ／中村 努
・サルコペニア診断における骨格筋エコーの臨床的意義／井坂 昌明
・アルツハイマー型認知症における精神神経症状の重要性／村山 正承
・フレイル・要支援者の環境因子の検討／澤田 有希
・サルコペニア肥満と運動処方／真田 樹義
・アルツハイマー病理変化と症状が乖離する例における認知症発症予防の機序／小林 英司・中野 正子・藤宮 峯子
・黄斑浮腫の治療標的に関する最新の知見／中村 信介・原 英彰
・肥満患者のアディポネクチンとマイオスタチンによる骨格筋機能の制御の可能性／黒瀬 聖司・高尾 奈那・木村 穣
・DEL-1分子調節による骨代謝制御と抗加齢への展開／前川 知樹
・研修医アンケートからみた老年医学卒前教育／金子 英司・阿部 庸子
・慢性関節リウマチとサルコペニア／杉浦 英志・岡田 貴士・松永 直道・柳澤 卓也・森長 真言・亀高 諭
・閉経後骨粗鬆症に対する間葉系幹細胞治療／永石 歓和・齋藤 憲・射場 浩介

「Precision Medicine」編集委員会
【委員長】
永井 良三（自治医科大学 学長）
【委　員】
山崎 力（国際医療福祉大学 教授／東京大学 医学部 前教授）
今井 靖（自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門（兼）内科学講座 循環器内科学部門 教授）
浜本 隆二（国立がん研究センター研究所 がん分子修飾制御学分野長）
武田 憲彦（自治医科大学 分子病態治療研究センター 循環病態・代謝学研究部（兼）附属病院 循環器センター 内科部門）
（順不同）