総論 小腸疾患の新たな展開(松本 主之)
小腸疾患の診断法(大塚 和朗)
クローン病治療の最先端(平井 郁仁)
腸内細菌が関与する小腸疾患－SIBOとリーキーガット症候群(大宮 直木)
Monogenic IBDと小腸病変(竹内 一朗・新井 勝大)

Industry News
炎症性腸疾患の新たな血清活動性マーカーLRG(仲 哲治)
クローン病に対する第2の生物学的製剤 抗IL-12/23抗体の作用機序と特徴
(永野 克将・坂下 卓矢・淺野 帝太)

New Technology
「乳酸菌信仰」が科学の進歩にブレーキ 壁を越えられない乳酸菌業界
(村田 公英)

Cutting Edge
炎症性腸疾患の病態把握に有用なバイオマーカーの探索(岡田 光貴)
腸上皮オルガノイドを用いた炎症性腸疾患の病態解明と治療展望
( 阿栄 高娃・秦 艶・朴 恩正・島岡 要)
血管炎症候群の小腸病変(川崎 啓祐・松本 主之)
紅藻ダルス由来キシロオリゴ糖のプレバイオティクスとしての可能性(岸村 栄毅・熊谷 祐也)
ガイドラインからみた腸管型ベーチェット病の診察(谷田 諭史)
家族性地中海熱の消化管病変－小腸・大腸病変を中心に－
(松浦 稔・齋藤 大祐・久松 理一・仲瀬 裕志)
食品成分の相互作用によって生じた活性酸素種の腸管内における影響
(岩崎 雄介)
クローン病において制御性B細胞が機能低下に至るメカニズムの解明 (三島 義之・査 娜・石原 俊治)
NEMO腸症とは(柿本 一城)
プロバイオティクスによるアスピリン小腸粘膜傷害改善の病態解明
(鈴木 孝良)
内視鏡生検検体を使用した腸炎上皮傷害に関わるバイオマーカーの研究
(中村 正直・藤城 光弘)
IFALDの病態解明に基づくGLP-2を用いた新規治療法の開発
(矢野 圭輔・杉田 光士郎・家入 里志)
腸管ムチンへの水分供給機構(川島 麗・市川 尊文)
炎症性腸疾患症状を緩和しうる化合物としての食品添加物の再評価
(金子 なぎさ・吉村 征浩)

編集委員会
編集顧問　本庶　佑（京都大学特別教授）
編集委員長　岡野栄之（慶應義塾大学医学部生理学）
編集委員　伊藤   裕（慶應義塾大学医学部内科学）
門脇　孝（東京大学糖尿病・代謝内科学）
代田浩之（順天堂大学循環器内科学）
武谷雄二（東京大学名誉教授）
中内啓光（東京大学医科学研究所）
仲野　徹（大阪大学幹細胞病理学）
服部信孝（順天堂大学医学部脳神経内科）
渡辺守（東京医科歯科大学消化器内科学）