北隆館

蜜蜂と蜂蜜の秘密を探る!  蜂蜜と免疫

ハチミツがヒトの「免疫」に与える影響を科学する!
製品情報
ジャンル・特集 専門書(北隆館)
著者/編集 竹内 実(京都産業大学生命科学部教授)
定価 2,200円(本体2,000円+税)
発売日 2020.12.25
判 頁 A5判・並製・84頁
ISBN 9784832610095
概要

ハチミツの歴史は「人類の歴史」といわれるほど古いものです。実に、1万年前に人は、すでに「採蜜」をしており、砂糖の代わりに甘味料として摂取していました。日本での本格的な「養蜂」は、江戸時代から行われています。ハチミツには、健康増進に有効な成分が多く含まれており、海外ではその抗菌作用を利用し、火傷の薬などにも利用されています。人には病原体から身を守る「免疫」という生体の防御機能があります。免疫を担う免疫細胞は、主に血液中の白血球(好中球・リンパ球・マクロファージ)が担っており、これらの免疫細胞が「抗体」を作ります。ハチミツの「健康増進」は、「常識」になっていますが、ハチミツが免疫細胞やその機能に与える「エビデンス」については、十分に解明されていません。本書は、著者自ら「養蜂」「採蜜」し、ハチミツと免疫作用との関係、免疫を介した「抗癌作用」についての最新の研究を分かりやすく紹介しています。ミツバチの驚嘆すべき世界に誘う書!

目次

1.蜜蜂と蜂蜜

2.アフリカ産蜜蜂と免疫作用

3.日本国産蜜蜂と免疫作用

まとめ

参考文献

索引

あとがき

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