北隆館

アグリバイオ 2019年4月号

ケミカルバイオロジーの農業生産向上への応用
Application to the agricultural production enhancement of the chemical biology
製品情報
ジャンル・特集 アグリバイオ
著者/編集 浅見 忠男(東京大学 大学院 農学生命科学研究科 教授/王立アブドゥルアズィーズ大学 理学部 卓越教授)
定価 本体2,130円+税
発売日 2019.03.23
判 頁 B5判・102頁
ISBN 01327-04
概要

■ トップランナー
日本バイオスティミュラント協議会 事務局長/
アリスタライフサイエンス株式会社 マーケティング部 プロダクトマネージャー
須藤 修

■ 特集
総論 化学物質と農業生産性:歴史と未来/浅見 忠男
植物ホルモン・ブラシノステロイドのケミカルバイオロジー研究/中野 雄司・浅見 忠男
キノコが生産する植物成長物質:フェアリー化合物/河岸 洋和
オーキシンを利用した果実の成熟制御~モモを題材として/
佐藤 明子・添野 和雄・立木 美保・嶋田 幸久
根寄生雑草防除に関わる制御物質/伊藤 晋作
植物の病害抵抗性を高める物質/能年 義輝

■ 連載 ゲノム編集作物をめぐる規制と消費者受容
第1回 分水嶺としての2018年/立川 雅司

■ 研究者の広場
植物の「三重反応」を誘導する新規化合物の探索・作用機構解析/王 敬銘
光親和性標識基を用いない新規な標的タンパク質検出法/穴吹 友亮・高橋 公咲
植物の体軸形成機構の分子基盤/楢本 悟史
シロイヌナズナの地上部枝分かれ抑制活性本体を追う/米山 香織
植物の栄養環境に応じた伝令RNAの構造調節/西田 翔
生態系コミュニケーションを介した植物の防御応答/有村 源一郎
植物種を超えて存在するジテルペン型ファイトアレキシン生合成遺伝子クラスター/
岡田 憲典
メタン発酵消化液からの肥料成分の分離濃縮回収/矢部 光保
イネ受精卵発生過程における雌雄配偶子の機能差および
父性アリル依存的遺伝子発現による受精卵の発生誘導/戸田 絵梨香・岡本 龍史
イネの収量および玄米品質を向上させるTGW6アンタゴニストの開発/
廣津 直樹・石丸 健・加藤 悦子
澱粉の酵素合成を目指した枝作り酵素の構造生物学/鈴木 龍一郎
制御因子およびシグナル分子に注目した放線菌二次代謝生合成の合理的活性化戦略/
手島 愛子・見﨑 裕也・荒川 賢治
植物の免疫力を向上し, かつ, 生育を促進する新規バイオスティミュラントの開発研究/
鳴坂 真理・鳴坂 義弘

■ Industrial Reports
植物活性材「鉄力あぐり・鉄力あくあ」の農業利用
-日本における潜在的鉄欠乏事例の紹介-/鈴木 基史

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